2014/11/18 鈴木ヒロミツ 70年代歌謡曲 楽曲紹介

「でも、何かが違う」鈴木ヒロミツ



鈴木ヒロミツさんはGSグループザ・モップスのボーカリスト。でも、ワタシのイメージでは刑事ドラマの三枚目役など役者さんのイメージが強いです。

そのモップス自体もGSとはいいながら他のGSグループとは一線を画した曲でコアな人気を誇りました。「たどりついたらいつも雨ふり」のイメージだとちょっと違うかもしれません。

さて、鈴木ヒロミツさんはモップス解散後ドラマの主題歌として3枚のシングルを出しました、その第一弾がこの曲になります。マチ・ロジャースさんはポール・ロジャースさんの当時の奥様。日本人で結婚前のお名前は清水マチさん、実際に詩曲を作ったのはポール・ロジャースさんらしいですが、当然作詞部分は彼女の手も入っておりましょう。
それにしても荒削りな、ぶっきらぼうな、そしてもの悲しく、初老のような歌詞ですが当時まだ30歳のヒロミツさん。それでも、駆けて行くには遠すぎ、歩いて行くにはもう若くない。

この後ドラマ主題歌挿入歌として2枚のシングルを出し、96年には企画シングル「たどりついたら雨ふりだけじゃなかった」をリリースしていますが(間にアニメ主題歌も歌ってたかな)2007年に病気で死去しています。


「でも、何かが違う」鈴木ヒロミツ
発売日:1975年11月20日
オリコン最高位:48位
売上枚数:5.5万枚
レーベル:東芝EMI
レコード番号:ETP-20200

A面:でも、何かが違う
作詞:マチ・ロジャース
作曲:マチ・ロジャース
編曲:あかのたちお
歌唱:鈴木ヒロミツ

B面:紅
作詞:津坂浩
作曲:ジョニー大倉
編曲:松井忠重
歌唱:鈴木ヒロミツ


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