東スポ
「ピエール応援団VS坂上忍」テクノ業界の大物がバイキングの論評にブチ切れ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190417-00000009-tospoweb-ent
ライブストリーミングサイト「DOMMUNE(ドミューン)」が先月26日、瀧被告へのエールを込めて電気グルーヴの楽曲のみで構成される5時間のDJプレーを生配信した時のことだ。
同企画は約46万人が視聴するほどの大反響。バイキングでも取り上げられたが、坂上は「うがった見方をしたら、これを取り上げると、ここ(ドミューン)のこと知るよね」と売名扱いした。
これに激怒したのが、ドミューン主宰の映像作家・宇川直宏氏だ。公式サイトで「『事実をねじ曲げずに報道していただけるなら』と伝え協力したフジテレビの『バイキング』は、いびつな偏向報道によって、見事に真相を歪曲したまま公共の電波を辱めていた」と猛批判。その“報復”として、15日午後9時から坂上の恥ずかしい歌手時代の楽曲のみで構成される2時間のDJプレーを全世界に配信した。
こんな記事が配信されていたわけですが、これまた、東スポは「坂上忍氏の恥ずかしい楽曲」と思っているようですが、実際にはドミューン側は「「DJ Plays “坂上忍" ONLY!!」と銘打って、坂上さんを「知ろう」という考えなわけです。テレビで坂上氏が言った「知らない」に対して、彼の過去楽曲を「知らない」から「知ろう」じゃないかという観点なんですね。
なにより「彼の過去の楽曲をシングル10枚、アルバム4枚、サントラ2枚とフルコンプリート」というのは並みの努力ではできないはずです。子役時代に出した1977年のBIG1/王貞治から当サイトでも7枚しかシングルを把握していませんので、それ以外も含めて、相当な収集力が無ければ楽曲を全て集めることなど無理なのです。
廃盤レコードの復刻活動を行っていた「幻の名盤解放同盟」は「すべての音盤はターンテーブル上で平等に再生表現される権利を持つ」とスローガンにしています。
この考え方が私にとっての楽曲検索の基本です。当サイトはまだまだ情報量が不足していますが、いつかは、廃盤になろうが、全く売れない楽曲だろうが、世に出た全ての「歌謡曲」レコードが検索できるサイトにしたいという意気込みがあります。
そして、一度世に出た楽曲が「なかったこと」には決してできないのだというのを証明したいわけです。
それは本人が顔から火が出るほど忘れたい記憶の楽曲だろうが、商業的に忘れさせたい、無かったことにしたい楽曲だろうが同じです。レコードというのは「記録」という意味ですから、誰かがちょっとでも憶えている限り、決して消えることは無いのです。
また、アナログで記録されているレコードは、その単純さも相まって、どれだけ長い期間経っても再生できる状態を保つと思われます。1870年代に初めて実用化されたレコードは今でも再生できる状態です。
そして、「配信」は確かに手軽に多くの楽曲を聴くことができますが「なきものにしてしまう」事ができる怖さがあります。