2019/03/08 読まなくていい日記 歌謡曲が好き

あなたが気に入っているお店が長く続くためには



長く続けてきた商店が閉店します。
長く愛された喫茶店が閉店します。
長く続いていたスーパーが閉店します。
若き日の想い出だった百貨店が閉店します。

どんなときも、たいていコメントは「寂しい」「残念だ」「昔はよく通ったものだ」結局使っていないんですね。

あなたにとって、もし気に入った店、気に入ったサービス、気に入った商品があるなら、それをもっと利用して欲しい。年1回使うなら年2回に、月1回使うなら月2回に、週1回使うなら週2回に。それを皆が続ければ、多くの店は無くなりません。

もちろん今は収入不足だけで無くなるというサービスばかりではないでしょう。後継者がいない、地域の人口が少ないなど、どうにもならないことは多々あります。

しかし、多くの収入が得られればその店は人を雇うこともできます。後継者を育成することもできます。

個人が開けた店は多くがその1代限りの店です。オーナーが変わればその店は元の店ではありません。しかし、新たな息吹で店が変わることもできる。(それが気に入った店かはまた別な話ですが)

そして、多くの場合、一度閉めてしまった店は二度と復活しません。無くなったサービスは元に戻りません。

それなら、今、あなたが気に入っている店、気に入ってるサービスには是非もっと使って、まわりに宣伝し、あなた以上のファンを見つけてください。間違っても私は使わないけど寂しいなんて言わないでください。

そして、店のオーナー、サービスの提供者に、あなたの店は、あなたのサービスは素晴らしいんだ、私にとってどれだけ素晴らしいのかを伝えてあげてください。問い合わせ先はクレームだけを言う窓口ではありません。

今年、平成の終わりとは直接関係ないのでしょうが、さまざまなサービス、さまざまな店が消えていこうとしています。本当は自分がそれを引き継げれば最高だと思っていますが、それは望めないものです。そしてそれが望まれてもいません。また、できないもののほうがずっと多い。

言い方はわるいですが、多くの場合、金が解決する。使ってもいないサービスを継続させるという題目でクラウドファンディングをすればそれなりに集まる時代です。しかし、それは1度限り。継続して使わないサービスに見返り無く金銭を出せる人は多くありません。だから、あなたがお金を出して使わなければならないんです。

あなたが好きだったあの店に、今日もう一度行ってみませんか?
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