2018/10/10 歌謡曲が好き

雑誌レコード・マンスリー



私は歌謡曲マニアとして活動していますが、その原動力は小学生の頃に聞き始めたラジオ。特に北海道民にはなじみが深いと思われる「ベストテンほっかいどう」の印象が強いです。今は鬼籍となりました田中徳志郎氏の軽妙なトークに心躍らされていたのを記憶しています。リスナーが電話でランキングを当てるとレコードが貰えるというのも魅力でした。何度か電話していますが一度も繋がりませんでしたね。

自動的にザ・ベストテンやトップテン等の歌番組、そしてFMラジオが聴ける環境になりますとレコードが満足に買えない少ない小遣いをテープへの録音という行動で満たすようになります。

さて、レコードは滅多に買えなかったものの、レコードショップでは当時発売されているほぼ全てのレコード新譜情報が記載されている「レコード・マンスリー」という雑誌が置いてありました。この雑誌多くは持ち帰られるようになっていたので、ろくにレコードも買わないのに持ち帰っていました。あまりレコードショップのオヤジさんにはいい顔をされませんでしたけどね。

引っ越しを繰り返す中で手元に残っているものは少なく、今になって古本屋で見つければ買うを繰り返していますがなかなか集まっていません。

レコード・マンスリーは日本レコード振興株式会社が発行(現日本レコード協会である日本レコード普及株式会社とは特に関係なさそう)1965年11月から発刊が開始され、最終号は1987年3月となります。257号が発刊されたと思われます。

ちなみにテープ・マンスリーという雑誌もあって同じく1987年3月まで210号発刊されていたと思われます。

また、ミュージック・マンスリーという同様の雑誌もありましたが、年代的に見かけたことはありません。月刊ミュージック社発行で1966年まで発行されました。

この資料はレコードの発売日、内容を知る資料になります。
今になってまさか自分が一定のデータベースを公開するようになるとは夢にも思っていませんでしたので、今になってこの資料が貴重で、必要とも思っています。世の中にはヒット曲だけでなく、多くのレコードが発売され、多くはチャートにすら掲載されないためオリコン等の資料でも詳細がわからない訳です。

オリコン社のチャートブックなど高価な資料でもチャートインしていないレコードは掲載されないわけですね。

また、発売中止になったレコードも一部はわかるはずです。情報が早い雑誌だったこともあって、発売予定に組まれていたものの世に出なかったレコードが掲載されている例があります。また、曲の変更、発売日の変更で何度か月をまたいで掲載されているものもあります。

このあたりを系統立てて表示したいなというのが私の思っているところです。今の各年代発売情報は少し見づらいかなとも思っているんです。

この場でではありますが、もし、お手持ちのレコード・マンスリー紙でお譲りいただけるものがありましたらお知らせいただければ幸いです。


新:当サイトの細かな変更点
前:フジテレビ系「名曲お宝音楽祭」
次:女性グループのアルバム1・2位独占
このページのURL
https://www.thursdayonion.jp/article.php?article=404
top