2025/01/14
読まなくていい日記
イオン北海道のiレジがめちゃくちゃ便利で感動した件
目次
- イオンの北海道進出
- iaeonとiレジ
- 会計が極端に早い
- マイかご(持参かご)利用は?
- iレジ専用カート
別に今年になって歌謡曲サイトをやめたわけじゃないんですが、年末年始からやっていることが歌謡曲趣味とかけ離れていて、いろいろバタバタしていたんですよね。もう少ししたら新しい記事も出していきますので・・・
さて、年末って食品スーパー混雑しますよね。歳末大売り出し的に5%引きとかやってるじゃないですか。正月の材料を買ったりするので、ワタシもちょっと離れた新店舗に行ってみたわけですよ。
で、今時は人員面で大変なのがどこの業界でも当たり前でありまして、特にレジ待ちの列は毎度長くなっていますよね。ワタシはなるべく空いた時間を狙っていきますが、年末はどの時間に行ってもレジが混雑しています。多くの店がセルフレジやレジ職員さんが読み取って支払いをタッチパネル式の精算機で行うようなセミセルフレジを多く導入しています。今や完全にレジ職員さんがすべてやってくれるようなレジを探す方が難しい状態です。
個人的にはセルフレジの利用は全く抵抗がないですし、支払いの時間を短くするスマホ決済なんかも使っています。まぁ、その関係で行くスーパーがある程度限定されるというのがありますね。
札幌では現金のみ扱う新しいスーパーができたり、西友、イトーヨーカドーの撤退なんかもありますので、大きいチェーン店ではイオン系、ラルズ系、コープさっぽろ系に大きく集約され、そのほか小規模なスーパーやチェーン店がひしめくような感じです。
イオンの北海道進出
イオンが北海道に本格的に進出したのは2000年の現イオン平岡からと思いますが、その後急激に札幌市内各所にショッピングセンターを開設、現在のイオン北海道はマイカル北海道(北海道ニチイ)が2003年にイオングループになったという経緯になります。
1993年からイオン(当時のジャスコ)と提携していた札幌フードセンターがマックスバリュ北海道に、2020年に両者が合併して現在のイオン北海道となっています。
そのため道内はイオン店舗同士の競合が起きている状態で、イオン、スーパーセンター、マックスバリュ、ザ・ビッグとまいばすけっとなどの店舗がひしめき合う事態になっています。そのイオンも旧ジャスコ、旧ダイエー、旧ポスフール、そして今回西友からの委譲店舗があります。イオン同士の競合は名寄のように「お隣」なんてこともあるわけです。
iaeonとiレジ
北海道のイオン関係でいいますと、乱立していたスマートフォン用アプリは現在iaeonアプリに統合されています。「お気に入り店舗」として店舗を登録するとその店で利用できる割引クーポンなどが配信され、また支払い方法もイオンカードを登録しておくことでバーコード決済イオンペイを利用することも可能です。割引用の会員バーコードとイオンペイ用のバーコード2回スキャンする必要があった時期を経て、現在は「AEON Pay支払い」のスイッチをオンにすることで会員バーコードのみで決済用のバーコードスキャンを省略できるようになりました。株主優待などの割引もここに同梱できますので以前のようないくつもカードをスキャンするような状況からはかなり改善されています。
そして今回導入されたのが「iレジ」です。既に本州店舗では「レジゴー」という同様のシステムが導入されていますが、それとの差は独自アプリか否か(レジゴーはiaeonにも対応している)、店舗に貸し出し用スマホがあるかどうか、レジ端末を専用化しているかという感じでしょうか。
では、iレジを使ってみます。というか、既に店舗をお気に入りに登録しておけばiレジのアイコンがあり、位置情報でその店舗内にいることが確認できれば起動できることになります。
なので
・位置情報を許可しておく
・iレジ利用店舗をiaeonアプリの「お気に入り店舗」に登録しておく
・(必要であれば)iaeonアプリのAEON Pay支払いのスイッチを入れておく
をやっておくとスムーズです。位置情報でその店舗にいなければ起動されません。
イオン北海道:iレジ
https://www.aeon-hokkaido.jp/iaeonapp/i_regi/
あとは商品をスキャンしながらかごに入れていくという作業になります。複数個購入の場合はアプリ内で個数を増減でき、割引商品は1点ものなので都度スキャンって感じでしょうか。
野菜や魚類などバーコードが無ければその旨のボタンを押せば一覧が出ますのでそれをタップして入力。個人的にはセルフレジでスキャンするよりも楽な印象です。
ただ、たまにアプリが落ちるというか、一つ前に戻ってしまうことがあるのは難点です。スマホとの相性があるのかどうか。まぁ、それまでスキャンした内容が消えたりはしないのでいいのですが。前に戻ってしまうと商品がスキャンされているかどうかもう一度確認しなければなりません。
会計が極端に早い
さて、買いたいものをすべてスキャンしてかごに入れおわりました。この日は感謝デーもあってレジには長蛇の列です。1レジあたり30人は並んでいますから、数十分は覚悟です。案内している職員さんが「現金の方はこちら、カードの方はこちら、セルフの方は・・・」とやっていたので「iレジは・・・」と聞くと「こちらへどうぞ!」と並んでいる人を全員ゴボウ抜きして「iレジ専用」というセルフレジの出口側に案内されました。レジに表示されているバーコードを読み取って決済方法を「AEON Pay」とタッチすれば即座に決済終了です。呆気ない。こちらはレシートレスですので、これだけで終了しています。あとは商品をマイかごに移すだけ。
アプリの精度やバーコード読み取り精度が上がらないとトライ&エラーに付き合ってくれる人は少ないとは思いますし、職員さんの手もかかりますが、慣れてしまってこんなものかと思えば会計が一瞬で終わる(まだ利用が少ないので並ばずに済む)のは素晴らしいです。それだけでも利用する意味があります。
マイかご(持参かご)利用は?
レジゴーは明示的にマイかごやかごに広げられる形のエコバッグの利用で、直接商品をそのかごに入れて買い物をすることができることになっていますが、iレジでは特に明示されていません。商品は重いものを下に、軽いものを上にしたいので、マイかごに直接投入が可能なら牛乳などを先に、パンを最後にみたいな廻り方ができて便利ですし、そのまま決済を終えたら持ち出せた方が楽ですね。少なくとも今回の利用店舗には明示はありませんでした。
iレジ専用カート
そういえば、あまり考えずにスマホ置きのある専用カートを使っていましたが、あれ、もしかするとかご全体を撮影している(未スキャンで入れると云々)があるように思われます。ワタシは購入点数とかご内の点数を確認して問題ないことを確認してから清算しますし、利用者登録やイオンカードが登録してあるiaeonと紐付いているならば悪質なことをやればすぐわかりそうでもありますのでスマホ端末の貸し出しも行っているレジゴーよりは万引きの恐れは少ないのかもしれませんね。(あの偽装牛肉事件で俗に近隣住民民度が問題となった西友元町店から転換された店舗で導入しているのだから、相当練られたとも思われます)
ともかく資本力があって、アプリ開発やレジ機器開発が行えるイオンはこのようなものが導入しやすいとも言えまして、今後レジ職員の確保も難しい世の中になることが目前になっている以上、品出しなどに人員を割きたい、決済はできる限りセルフでやって欲しいという方向性になっているようにも思います。これは「危機感」の現れでもあるんですよね。