ジュークボックスとレコードジャケットコーナー
そしてジュークボックスです。3台のジュークボックスが設置されています。残念ながら動作はさせていません。
まず、Rock-Ola社の434 Concertoと思われる筐体です。1967年のアメリカ製ではないでしょうか。7インチレコードを50枚、100曲演奏できる真空管アンプモデルです。
80枚、160曲演奏可能で窓にジャケットも装着できるものはRock-Ola 450と思われます。1973年製かしら。ワタシと同い年です。トランジスタアンプになって、なんとなく未来的ですね。
そして最後の1台なんですが、これ、多分Seeburg製のですよね。48枚、96曲演奏できるようです。1976年製と思いますが、ちょっとスペックはわかりません。この当時代理店だったタイトーがこのS100-77D TOPAZに8トラックカラオケテープをセットしてカラオケも楽しめるS-100-TOPAZ-TKというモデルを出していたらしいのですが、現物を見たことはありません。
稼働していないのは本当に残念なのですが、壁にも多数のシングルレコードジャケットが張ってあって楽しめます。
そして、当時セガのステッカーも見つけました。セガの社名の由来が「Service Games」の略でありまして、国産ジュークボックスも作っていたはずです。
せっかくのジュークボックスですから1台くらい稼働してもらえるとすごく嬉しいのですが、何しろ年代物ですし、故障したら直すのも大変でしょう。あと、ゲームの音とも合わないかもですね。でも、ジュークボックスって本当に貴重ですし、そして今自分が聴きたい曲をかけることができるって素敵なことだと思うのです。
このコーナーに多数展示してあるシングルレコードのジャケットを見て、この曲聴きたい!って思うんですよね。今は多くの楽曲はスマホで聴けてしまうんだけど、みんなで聞けるっていうのが素敵なんですよね。