1979年06月20日 スローダンシング
この楽曲が東芝EMIでの最後のシングルになります。この楽曲もなにか心境的にお辛いのではないかと思わせないでもありません。
デビューから丸三年、そして提供楽曲も含め、自身で楽曲制作を続ける中で、それがどうしても何かに追いかけられるような、何かに逃げたい感じにも見えないでもありません。
踊りつかれるのは、もしかすると楽曲制作に追い立てられている自身なのかもしれません。少し休みたかったのかもしれませんね。
Track:1 スローダンシング
作詞:尾崎亜美
作曲:尾崎亜美
編曲:尾崎亜美
A面で優しい言葉はいらないとして、B面ははっきり聞かせてそんな優しさなんてと。それにしてもこの楽曲の振り幅、どんな曲でも作れるんじゃないかと思わせてくれる。
ここまで9枚のシングル、本当にバラエティに富んでいて、全て作詞作曲されていますから、どのあたりが本心なのかしら?
この「変わる」ということを強く意識しているのがレコード会社の移籍も含めて自身の環境を変えたいという意識だったのかもしれません。あくまでここまで楽曲を聞いているだけの感想ではありますが。
Track:2 心にメイクアップ
作詞:尾崎亜美
作曲:尾崎亜美
編曲:尾崎亜美
心にメイクアップ
尾崎亜美
1979/1/1 720312878
このあと尾崎亜美さんは約1年間リリース活動を休止して、1980年にキャニオンレコードのF-LABELに移籍します。1997年にはまた東芝EMIに復帰、2000年代は日本コロムビアからシングルをお出しになります。当サイトで把握しているだけでも41枚ものシングルを出されています。
自身の名義での楽曲はオリコン上位にランクインすることは少ない中でも、ソングライターとしての楽曲提供を続けられ、多くのヒット曲を世に出されています。もちろん今でもソングライターとしても、歌手としてのライブ活動も続けられています。