2024/02/15 歌謡曲が好き

当サイトの公式SNSについて(Bluesky公式アカウント開設)


目次
  1. Blueskyのいくつかの利点
    1. 「公式」を証明することができる
    2. Blueskyのアカウント(ハンドル名)を自分が持っている独自ドメインに変更する方法
    3. フィード機能で「ワード」でタイムラインを作ることができる
    4. 「モデレーションリスト」で一括ブロック
    5. アプリ提携は「アプリパスワード」で
  2. Blueskyのいくつかの欠点
    1. ハッシュタグが使えない
    2. DM(ダイレクトメッセージ)がない
    3. 鍵垢にできない
    4. フォロワーがいないとタイムラインがイラストだらけ
  3. さいごに

当サイトではサイトの告知や案内、それから日常的なつぶやきをTwitter(X)で行っています。(以下Xがどうも言葉的に慣れないのでTwitterとして書きます)

Twitter(X) 木曜日のタマネギ(昭和歌謡サイト)[もくたま師匠]
https://twitter.com/thursdayonionjp

 Twitter 木曜日のタマネギ公式アカウント
Twitter 木曜日のタマネギ公式アカウント


今回Blueskyでも公式アカウントを作成いたしました

Bluesky 木曜日のタマネギ(昭和歌謡サイト)[もくたま師匠]
https://bsky.app/profile/thursdayonion.jp

 Bluesky 木曜日のタマネギ公式アカウント
Bluesky 木曜日のタマネギ公式アカウント

それにしても非常によく似た画面ですね。

今回Blueskyでの利用を開始した背景ですが、Twitterの改悪が続いたことがあります。特に昨年のAPI有料化で6月13日で当サイトが運営していたザ・ベストテンやCDTVのランキングを自動tweetしていたBOTが終了。そしてX Premiumによるアカウントの収益化で「公式バッジ」の意味が消失、そして、何か検索して小バズ的なそれほど「いいね」やリプライが多いわけではないようなポストにもアラビア文字のコピペtweetの乱立、そして「おすすめ」にはそれが「流行」であるのでしょうが、インプレ稼ぎの胸の痛くなるポストが乱立して、朝から気分が悪くなることこの上ない。
ワタシはあくまでSNSは趣味のもので、タイムラインには昭和歌謡や昔のアイドルがどうしたこうしたみたいな話題だけあふれていてほしい+フォローしている友人の動向だけ表示してほしかった。Twitterのリスト機能は「アカウント」としてはそのようなタイムラインが作れて、実際に活用していますが、新たな関係するつぶやきは検索でしか出てきませんし、検索すればやはりスパムアカウントのコピペ発言が大量に検索されます。これもあって、少しTwitterからは距離を置こうかと考えていたところでありました。

Blueskyのいくつかの利点

今年2月6日、招待制を廃止し自由にアカウントが作成できるようになったBlueskyはここ数日で大きくアカウント作成者が増えたとしています。その一人が当サイト管理者になります。当サイト管理者がこれまでポストTwitterとされていたいくつかのSNSにはなかなか食指が動かなかったのですが、今回Blueskyのアカウントを作成したことはいくつかの理由があります。
まず、投稿文字数が300文字であること。140文字でも困りはしないのですが、ちょっと説明が多いと複数のポストに分かれるので、300文字くらいあると便利。そして、動画投稿ができないので、他の方の余計な動画を見ることがないのは利点の一つと思います。一応は不適切な動画を警告されるYoutubeなどのリンクでは動画は表示しますので、私個人はこちらの方がいいと思っています。

「公式」を証明することができる

TwitterではTwitter側からの認証で「公式」バッジを付与する方法がとられていました。しかし、これが一部のアカウントからは剥奪され、有料のブルーバッジの購入を求めることや、企業などの公式を意味する金バッジは月額は13万円ほどを支払う必要があるとしました。しかし、一部の著名人には無償のままにバッジを付与するなどの対応も行われ、バッジが実際に公式なのか、単なる金銭負担の印なのかわからないというのが正直なところです。

BlueskyではWEBサイトやメールアドレスに使用している「ドメイン」をつかって公式であることを証明することができます。当サイトでしたらWEBサイトやメールアドレスで「thursdayonion.jp」というドメインを保持して活動していますが、このドメインをアカウント名(ハンドル名)として使用することが可能です。これを登録するためにはドメイン保持者が自分の契約しているサーバやドメイン登録事業者、レジストラ(ドメインを管理する組織)に対してDNSレコードを設定することでBlueskyから認証させることで設定できます。逆を言えば自分が保持するドメインのDNS等を設定できる権限がある(保持者である)ことが要件ですから「公式である」ことを証明することができるのです。

Blueskyのアカウント(ハンドル名)を自分が持っている独自ドメインに変更する方法

Blueskyの「設定-ハンドルを変更-自分のドメインを持っています」を選択。「使用するドメインを入力してください」欄に自分のドメインを入力。
 Bluesky-ハンドルを変更
Bluesky-ハンドルを変更
そして表示されるDNS設定内容を自分のサイト側に書きます。この段階では画面を閉じないで別のWEB画面(タブ)を開きDNSの設定を書きます。

なお、当サイトが利用しているドメイン登録事業者(代理店)であるValue DomainのDNSを利用している場合はDNS設定の最後に
txt _atproto.mydomain did=did:plc:~
のような形で書きます。txt の後とdidの前は半角スペースです。
 Value Domainでの設定
Value Domainでの設定

元のBluesky画面に戻り「Verify DNS Record」をクリックすれば登録できるはずです。(DNS反映まで時間がかかるので30秒ほど待って行うといいと思います)。

かなり面倒な手順を必要とするものの、確実に自分のアカウントであることを証明できることになります。なぜなら、当サイトのドメインを名乗って第三者が登録した場合、Blueskyの場合は独自ドメインによらないアカウント(ハンドル名)は「~.bsky.social」と「bsky.social」というドメイン名が必ずつきます。thursdayonion.jpというアカウントに似せて取得しようとしても、最後に「bsky.social」とついていれば偽物とわかるのです。また、紛らわしいドメインをわざわざ取得してまで偽アカウントを作成することは金銭面でもあまり得策ではないでしょう。

なお、DNSをいじらないで、サーバ内にテキストファイルを置くことで独自ドメインをBlueskyハンドル名にする方法もあります。
設定-ハンドルを変更-自分のドメインを持っています-NO DNS Panel-表示されている内容を「atproto-did」として保存。
自分のWEBサイトの通常はpublic_html内に「.well-known」ディレクトリ(フォルダ)を作成、その中にatproto-didを入れ、Verify DNS Recordを押せば認証。
こちらも、自分のサイトにファイルをアップロードできる人しか設定できません。

なお、認証が終わっても設定情報を消すと「不正なハンドル」となる場合があるようですが、ハンドル認証とイコールなのかどうかはなんとも言えません。独自ドメインではない人もそうなってる場合があるので。

フィード機能で「ワード」でタイムラインを作ることができる

TwitterとBlueskyの大きな違いが、このフィードという機能と思います。フィードは興味のある事柄、ワードでタイムラインを構築できる機能。そしてそのフィードは共有することが可能で、ワタシが作成したフィードを他の方も自由に使うことができます。同様に誰かが作ったフィードを表示することができますので、フォローしあわなくても緩やかな繋がりができるとも言えます。無理にお友達を作らなくてもタイムラインを見ているだけのユーザーでも拒否しないという思想があるようにも見えます。
あと、文書内の検索内容で表示する利点は、「普段政治的な発言や倫理的に問題のある発言をする方が、たまに昭和歌謡について有用なポストをする」ような方をリストやフォローで表示させるとげんなりするというのを表示しなくていいという利点があります。そのピンポイントな発言だけ表示したい場合ということですね。逆を言えば多様な意見を表示しないことにつながり先鋭的になるともいえますが。

今回当サイトでは「昭和歌謡に関するフィード(仮)」というフィードを作成しました。
https://bsky.app/profile/did:plc:ubdigq7e7k3gxw5vnoxzfjyr/feed/aaaine7ehrlo4
このフィードを表示して「ホームにピン留め」すれば、いつでも誰かがつぶやいた昭和歌謡なポストが表示されます。
現在カスタムフィードは標準機能では作成できず、当サイトではSkyFeedサイトで作成しています。IT技術者のくせに正規表現がいまいちで、今のところザ・ベストテン1位獲得者などを表示する形になっていますが、個人的にはこのフィードを見ているだけで気分が楽です。
 SkyFeed
SkyFeed
このフィード、様々な分野のものを様々な方が作成して乱立していますが、これを分類別に登録している二昔前のYahoo!カテゴリサーチのようなサイトを作成されている方がおられますので、ここからお目当てのフィードを探してみてはいかがでしょうか。

Bluesky Feeds Navigator
https://bsky.geo.jp

 Bluesky Feeds Navigator
Bluesky Feeds Navigator

なお、通常タイムラインに流れてくるフォローしている方のポストも「Following」というフィードが表示されている形になっています。

「モデレーションリスト」で一括ブロック

今のところ有償や収益化のできないBlueskyではインプレ稼ぎは無いとはおもいますが、いろいろ怪しい商材や勝手にフォローしてくるスパムのようなものは無いでもありません。「害悪アカウント」をまとめた公開リストであるモデレーションリストから一括でブロック、ミュートが可能になっています。ただし、あくまでその人が害悪であると思ったリストであるので、自分にとっては有益なアカウントが含まれている可能性はありましょう。適用は慎重に。ただ、こんなスパムアカウントがあるんだという認識にも使えるので重宝しています。

また、モデレーションメニューでは特に画像の表示に関して細かく設定できますので、卑猥な画像等を非表示にすることができます。逆を言えば発信者側がそれを設定せずに発信した場合はアカウント凍結などが行われるわけで、Twitterよりも厳しくなっているという言い方もできましょう。投稿時の画像、特にレコードジャケットなども留意が必要かなと思います。

アプリ提携は「アプリパスワード」で

Blueskyのログイン内容を外部のサイトやアプリで使用するときは「アプリパスワード」を発行して、ログインパスワードとは別のパスワードでログインします。これにより本体のBlueskyのパスワードを入力する必要が無く流出を最小限に抑えられます。アプリパスワードは複数作成できますので、提携アプリごとに設定しておけば、挙動のおかしなアプリ分のアプリパスワードを削除すれば、そのアプリはもうアカウントを利用できません。
 アプリパスワード
アプリパスワード
現時点のBluesky標準アプリでは、やはりかゆいところに手が届かない感がありまして、個人的には外部アプリである「TOKIMEKI」が気に入りました。標準ではできないハッシュタグでの検索(あくまで#ハッシュタグのタグのワードで検索)や複数のフィードを並べて表示したりできます。このような外部アプリにも「アプリパスワード」を使用します。


Blueskyのいくつかの欠点

とはいえ、Blueskyはまだまだ完璧なSNSというわけでもなく、Twitterに比較するとできないことが多くありますので、それも認識しておかなければなりません。

ハッシュタグが使えない

SNSでは「#~」とワードを指定して、その内容に関して表示することができたハッシュタグの機能は実装されていません。ただ、非公式アプリであるTOKIMEKIなどではハッシュタグ機能が生きており、将来的にはもしかすると機能するようになるかもしれません。当サイトではTwitterと同じ内容を投稿しますのでハッシュタグ「#木曜日のタマネギ」をBlueskyでのポストにも使用しています。ただし検索としては機能しません。

DM(ダイレクトメッセージ)がない

Twitterでいうダイレクトメッセージ(他の方に見えず利用者同士で会話する)機能は提供されていません。

鍵垢にできない

同様に鍵垢(フォロワー以外の閲覧不可)にもできません。投稿した内容は全ユーザーが閲覧可能です。いいねしたポストなども他のユーザーにわかってしまいます。基本的に隠し事ができないSNSであると認識した方がよいでしょう。

フォロワーがいないとタイムラインがイラストだらけ

フォロワーがいない場合でフィードを何も追加しない状態では最初のタイムラインは「フィードDiscover」が表示されます。これはいいねが多いポストを表示するようですがイラストや猫の写真など、あまり個人的には見たくない内容が表示されて苦痛でした。最初に「そこそこ発言数の多いアカウント」をフォローすると、その表示が出ますのでかなり見やすくなると思います。
 フィードDiscover
フィードDiscover
たとえばTwitterでも話題になっていた
 ナウル共和国政府観光局 https://bsky.app/profile/nauru-japan.bsky.social
とかは、まぁ、嫌なメッセージは表示されないでしょうね。
今のところ公式アカウント的でなおかつ独自ドメインとなると限られます。
 ウエザーニュース https://bsky.app/profile/weathernews.jp
あたりは対応していますが、日経電子版は現在のところ公式とは謳っていますが独自ドメインでのハンドル名に対応していません。虚構新聞は公式ドメインで作成していますね。


さいごに

現時点ではBlueskyはお試しでありますし、公式の仕掛けではサイト内からリンクボタンでの投稿(サイト内にあるTwitterボタンのようなもの)を表示できないなど、まだまだ整備途中のようなSNSですので、今後もBlueskyは続けるかはわかりませんが、今のところTwitterがあまりにも気分的によくないので避難所的に活用していきたいなと思います。しばらくは当サイトでは公式SNSアカウントをTwitterとBlueskyで行うことにします。よろしければフォローよろしくお願いいたします。

当サイトでblueskyな楽曲を検索したらこのくらい出てきました。
https://www.thursdayonion.jp/search.php?songname=blue+sky
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