2024/01/11 歌謡曲が好き 2000年代歌謡曲 楽曲紹介

今年新成人になった方々が聴いてきた楽曲を改めて聞いてみる


目次
  1. 今年の新成人人口は106万人
  2. 18年前の楽曲を見てみる
  3. 実際に新成人が聴いていた楽曲は?

「成人の日」と聞いて1月15日だったよなぁって思い出すのは、もう相当に頭が古いなぁと思います。成人の日が1月15日固定からハッピーマンデー制度で1月の第二月曜日に設定されたからでもあります。それから24年も経ちますから、そりゃ1月15日ですよねっって聞いてもピンとこないんですね。
ちなみに今年は1月15日が月曜日ではありますが、第三週にならない(少なくとも1月14日までしか該当する日がない)のは阪神・淡路大震災の発生日を境に防災とボランティアの日、防災とボランティア週間が制定されたことがあるとしています。今年も1日から大きな地震が発生し、特段の被害もない地域に住む私としても心を痛めることが多いのですが、各地で大きな地震があるたびに自宅の防災対策を見直したり、備蓄状況を確認したりということは行っています。それを個々に行っていくことが減災には大事とも思うのです。

今年の新成人人口は106万人

昨年は経過措置として18歳、19歳、20歳の3年分を成人として計上し、341万人が成人しています。そのうち18歳が112万人、19歳が113万人、20歳が117万人でした。
今年の新成人人口は18歳のみを計上していますので106万人となります。なお、20歳人口は114万人です。四捨五入の関係でしょうが昨年の19歳人口から約1万人積み上がっているのですね。

総務省 新成人人口は106万人
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi1392.html

とはいえ、新成人人口の100万人割れは目前、そして、今年51歳になるワタクシもくたま師匠が成人した時は200万人もの新成人がいたわけで、今後新成人に限らず「若者」が非常に少なくなるというのが見えている、そんな現代です。

粉雪
レミオロメン
2005/11/16 1480336819

18年前の楽曲を見てみる

では、今年新成人になった18歳、生まれた頃の楽曲はどのようなものがあったのでしょうか。18年前、2006年のオリコンシングルチャート年間ランキングを見てみましょう。

配信されていないジャニーズ事務所関係のアーティストさんは除きますと1位-10位はこんな感じです。

ただ…逢いたくて
EXILE
2005/12/14 206088206

しるし
Mr.Children
2006/11/15 1531496219

純恋歌
湘南乃風
2006/3/8 310085211

supernova
BUMP OF CHICKEN
2007/12/19 1464635737

タイヨウのうた
Kaoru Amane
2006/8/30 1574659249



 2006年のオリコンシングルチャート年間ランキング
2006年のオリコンシングルチャート年間ランキング
なんとなく、つい最近じゃん!っていいたくなっちゃう楽曲ですよね。


マル・マル・モリ・モリ! (フルサイズ)
薫と友樹、たまにムック。
2011/1/1 1445116523

実際に新成人が聴いていた楽曲は?

では、彼らが子供の頃に聴いていた楽曲を見てみましょう。2011年から2016年の年間1位-3位の楽曲、実はすべてAKB48なんです。

 2011年から2016年の年間1位-3位の楽曲
2011年から2016年の年間1位-3位の楽曲
実際に聞いていたかどうか?という意味ではまぁ、CD売り上げ数でランキングするオリコンでは仕方ない面ですが、多様性がないなぁとも思ったりはします。とはいえ、その人気は間違いなく、小学校の給食の時間の放送でもきっと流れていたんじゃないでしょうか。

そんな中でも2011年の年間8位にランクインした「マル・マル・モリ・モリ!」は人気だったんじゃないかなと思いますね。芦田愛菜さんも鈴木福さんも今年20歳ですので、新成人の皆さんと同年代。ちなみに当時6歳以下のアーティストによるオリコンシングルチャート3位以内ランクインは皆川おさむの「黒ネコのタンゴ」以来41年4ヶ月振り2回目という快挙でした。

新成人の世代がこれからどのような音楽を創り出していくのか、毎度楽しみでなりません。過去の楽曲は素晴らしい、今時の音楽は~なんて言い出したら負け、過去の楽曲も今の楽曲も素晴らしい、そして新たに音楽を配信していく方法や売り方なんかが発明されていくことでしょう。そのときに、少しだけ、私たちが懐かしめる音楽を含んでいただければそれで十分。

素直に、今の若い人たちはすごいなぁと、自分の子供たちを見てていても思いますし、周りの学生を見ていても思います。「仲間」としての人数が少ないからこそ研ぎ澄まされているというか、同じ「ダラダラ」しててもなにかクリエイティブ。面白いなぁとみております。
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