木曜日のタマネギ

1981年8月5日 恋の女のストーリー

まず、デビュー曲を聴いてみましょう。映画「モーニング・ムーンは粗雑に」でデビューした高樹澪さん。映画の音楽を担当したのがサザンオールスターズで、挿入歌としての楽曲がデビューシングルになります。
いかにも桑田さんって感じの曲ですが、それ以前に歌手デビュー曲としての高樹澪さんの表現力というか、しろうとっぽくなさというか、初めて聴いた時5枚目くらいのシングルかと思いました（）

恋の女のストーリー
作詞 桑田圭祐
作曲 桑田圭祐
編曲 八木正生

そしてB面、耳元で歌われたら絶対に好きになっちゃうやつです。こちらもとても歌手デビュー作とは思えないような堂々として、なおかつどこか可愛らしい感じが最高すぎます。

MIO-SUN
作詞 桑田圭祐
作曲 桑田圭祐
編曲 八木正生

MIO-SUN
高樹 澪
1981/8/5 1620824325

1982年7月21日 ダンスはうまく踊れない

3枚目のシングルがヒットソング「ダンスはうまく踊れない」ですね。井上陽水さんの世界をどこか気だるそうに歌うお姿が、儚さというか、どこか異世界のような、うーん語彙がうまく表せない。石川セリさんとはまた違った魅力で、元々シングルカットの予定がなかったようで、ご本人レコーディングでは２回しか歌っていないとのことです。

嘉門達夫さんが「箪笥はうまく担げない」と歌ったのは笑いましたが。

ダンスはうまく踊れない
作詞 井上陽水
作曲 井上陽水
編曲 チト河内

このレコードのB面というのはなかなか表に出なかったような気がします。でも「幸福メニュー」と同じ御三方がもう一曲気だるそうなエロそうな、そしていいなぁって曲を用意しています。格好いいんですよ。男の台詞は夢、男の吐息は愛♪ですよ。個人的には今回最もおすすめしたい。

反抗-レジスタンス
作詞 東海林良
作曲 大野克夫
編曲 チト河内

反抗-レジスタンス
高樹 澪
1982/7/21 1620992474

1983年5月5日 生活美人

さて、ダンスは〜でお忙しかった1982年が終わって1983年は「スチュワーデス物語」出演など、女優活動の忙しかったなか、お出ししたシングルが「生活美人」ジャケットが少しエロくていいです。
これまた、なんとも形容し難い楽曲で、ちょっとクセになるかんじです。作曲は沢田研二さん。ニチイのCMソングだったようなのですが、うーん、聞き覚えがあるようなないような。ニチイのCMは長く坂本九さんでしたよね。ニチイはその後サティ、イオンとなっております。この頃江別のニチイにはよく行ってたんだけどなぁ。

生活美人  
作詞 原真弓
作曲 沢田研二
編曲 チト河内

そしてB面がフランシス レイなんですが、こちらの方がCMっぽいかもですね。

ロンリー デイズ ワンス モア
作詞 なかにし礼
作曲 フランシス レイ
編曲 チト河内