2023/01/25 歌謡曲が好き 70年代歌謡曲 80年代歌謡曲 90年代歌謡曲 楽曲紹介

あまりに雪かきが辛いので「大雪」な曲を



毎年程度問題はあれど雪に悩まさせる地域に住んでいますが、今シーズンは思ったほどじゃないなぁという感じでありました。
とはいえ、ここ数日の雪は結構しんどくて、朝から雪かきに追われております。

さて、歌謡曲的に「大雪」というワードが歌詞にある曲はそんなに多くはありません。

きっと最初に思い出すのはこの曲ではないでしょうか?

「大雪が降ったせいで~」ってのが意外と印象に残っているわけです。

ロード~第三章
THE虎舞竜
2003/1/21

そして、第三章でもやっぱり大雪なんですねぇ。大雪、渋滞、テールランプ。うん。毎度の光景で。

渋滞とともに大雪になると思い出すのは、鉄道やバスなどの公共交通機関の運休。

SUGAR TOWNはさよならの町
松任谷由実
1985/11/30

松任谷由実さんは、それを「バスもレールウェイも今日は止まってる でも二人は出てゆくのよ」と歌います。外は寒いぞ、でも出て行くのか?です。タイヤにチェーンを巻くのを手伝ういじらしい彼女と行ってしまう(元)彼氏という、もう「いつかまた」会うことはないようにも思うのであります。1985年のアルバム「DA・DI・DA」の一曲です。

大雪といえば北国を連想しますが、岐阜県の飛騨地方も大雪の降る場所です。

飛騨の吊り橋
山口百恵
1977/12/5

山口百恵さんの1977年のアルバム「花ざかり」のA面最後6曲目の曲です。作詞は松本隆さん、作曲は岸田智史さんという、ちょっと異色のコンビに思えます。岸田智史さんはこのアルバムで3曲の作曲を担当し、「ドライフラワー」では作詞もされています。
このアルバム、CD化されたときにイントロやアウトロが変わっていたりしますので、是非にレコードで聞きたいアルバムだったりします。
「あの人も橋を渡り 街に行って戻らないの」「今年も大雪よ 便りも途切れたの」うん切ない。この当時の通信事情的なものも含めてですが、都会へ出て行った人は「街」に慣れて振り返らない。


1972年の「乙女の儚夢(ろまん)」というアルバム、ご本人のコラムがありました。あがた森魚さんは北海道の出身であるというのも「大雪」な楽曲の元なのかもしれません。

僕の「男女論」と「女性観」を表出したものが『乙女の儚夢』だった
http://music-calendar.jp/2017091002

君はハートのクィーンだよ
あがた森魚 & はちみつぱい
1972/9/10

幼少の頃風呂無しの家に住んでいた私としても、なんか情景が浮かぶものです。王子様王女様は石炭ストーブを使わないかもしれないけれど、なんとか生きている。


音楽プロデューサー石井AQさんのところに持ち込まれたゲーム音楽を谷山浩子さんが気に入って歌詞を付けたとされています。面白いんだけど、なんかちょっとブラックな感じを受けたりもします。

ドッペル玄関
谷山浩子
1999/10/20

大雪は「雨雨雲雲晴晴大雪馬馬牛牛うさうさアザラシ 回り回ってぐるぐる きみがあんまりカッコよくて 誰でも気絶するって仕掛け」って感じなのですが、唐突に雪じゃなくて「大雪」なのであります。


面白い曲と言えば何ですが、もう一曲。「冬2月28日 大雪 保険金殺害犯人死刑」っていう大雪です。

ヒス
ヤプーズ
1995/6/21

戸川純さんわーるどではありますが、1995年のアルバムHYSからのタイトル曲になります。選挙カーにのるPVが、なんというか素敵であります。


最後は昨年発表になっているヒロミさんの楽曲。Youtubeで発表されていましたが好評でリリースとなったようであります。作詞はヒロミさん、作曲ははなわさんです。

八王子のうた
ヒロミ
2022/3/16

「「荒井呉服店」はユーミンの実家 八・八・八王子~ 今日もピンポイントで謎の大雪 八王子は東京なのに蛍も見れるのさ~」
という、たしかに東京の大雪は八王子に取材が出ますよねぇ。

ロード
THE虎舞竜
2003/1/21

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