2023/01/13 歌謡曲が好き Spotify 音楽配信

祝「中島みゆき」シングル楽曲解禁!2022年に配信開始になった70年代80年代楽曲


目次
  1. 北島三郎
  2. 寺内タケシ
  3. JUN SKY WALKER(S)
  4. 宮尾すすむと日本の社長
  5. 前川清
  6. 川本真琴
  7. 梶芽衣子
  8. 大滝詠一
  9. 浅香唯
  10. T-BOLAN
  11. TUBE
  12. 矢沢永吉
  13. あがた森魚
  14. 畑中葉子
  15. 氷川きよし
  16. 中島みゆき

当サイト管理者は自分で楽曲を集めてiTunesで約8万曲を管理しています。多くが70年代・80年代・90年代の「歌謡曲」と言われるもので、少なくともオリコンチャート上位に入っている楽曲はほぼ揃えているはずであります。(完全かはちゃんと確認していないが)

しかし、これをPCの中で管理している以上、持ち出しのスマートフォン等で聞くことができる仕掛けであるAppleのサービス「iTunes Match」を使いながらも、やはり、今はSpotifyなどサブスクリプションサービスが使いやすいと思っている次第です。これは、洋楽や自分で揃えることが難しい映画音楽など、サブスクリプションだからこそ簡便に聞けるという面があるのと、なによりも、自分でタグ付けして歌手名、楽曲名、アルバム名称に作詞曲、編曲者などの情報を入れるのは手間と時間がかかるというのが大きいです。それがある程度終わり、場合によっては歌詞も見ることができる配信サービスは本当にありがたいサービスです。

当サイトでも折に触れ配信に関しての記事を書いています。

当サイト音楽配信カテゴリ
https://www.thursdayonion.jp/article.php?category=%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E9%85%8D%E4%BF%A1

まだまだ配信サービスに参加しないアーティストはおられますし、事務所単位で拒否をしていると思われるものも含めて完全になるにはまだほど遠いというのが現実でもあります。1978年から1989年までの12年間最新のヒットチャートを発表し続けたTBS「ザ・ベストテン」の1-10位内であってもこれだけの未配信楽曲があります。

ザ・ベストテンでランクインされているが、Spotifyで再生できない楽曲
https://www.thursdayonion.jp/article.php?article=1369


とはいえ、徐々にではありますが、サブスク配信は進んでいます。特に2020年以降に急激に80年代の女性アイドルが対応してきたこと、それが「若者」だけでなく40代など中年層にもサブスクリプションサービスが認知され利用されるようになったという面がありましょう。特に大きかったのが2020年8月の小泉今日子さん2020年11月の中山美穂さん、そして、2021年7月の菊池桃子さんで、ラ・ムーが若い世代にも再発見され、当時リアルで聞いていた40代にとっても、色眼鏡無しに見ると楽曲の格好良さだったりキャッチーさがわかるというものでもありました。
また、2020年頃からセーラームーンや名探偵コナンなどのアニメ作品やウルトラマンなどのサウンドトラックの配信が開始されたのも大きな面ではないでしょうか。

2021年の大きいものだけでも尾崎豊さんのMOTHER&CHILDREN時代の楽曲「核」「太陽の破片」、大滝詠一さん、小柳ゆきさん、観月ありささん、B'z、中村雅俊さん、ビクター時代のとんねるず、そして郷ひろみさん、ZARD、GLAY、知念里奈さん、小坂明子さんなどが解禁になっています。また、LINEMUSIC限定とはいえジャニーズ事務所所属のKis-My-Ft2のサブスク解禁は話題になりました。

ここでは昨年2022年に配信開始された方を紹介しましょう。

北島三郎

2022年お正月北島三郎さんの全747曲が一挙に解禁になったことは話題となりました。芸道60周年記念という記念ではありますが、ご本人も「新しい形で皆さまに楽曲をお届けできる」とコメントするなど、新しい挑戦を今も続ける姿勢は若い世代にも希望を与えることでしょう。

また、北島ファミリーといわれる山本譲二さん、松原のぶえさん、北山たけしさん、原田悠里さん、小金沢昇司さん、大江裕さんなども3月に一挙解禁となります。1000曲以上となる大量の解禁で、これまで配信に一定の距離を置いていた演歌が一気にサブスクリプションで聞けることになり、高齢者のスマホ利用の拡大も一つの見逃せない観点だったのではないでしょうか。

寺内タケシ

2020年にお亡くなりになり追悼企画という形にはなりますが、寺内タケシとバニーズの「レッツゴー「運命」」なども含めて530曲が解禁されています。私の中学生の頃に学校訪問で地元に来られていて「ハイスクールコンサート」は地元の人も交えた大盛況なものだったことを思い出します。またソ連(ロシア)での演奏活動はあまり触れられるメディアは無いでしょうが印象深いです。


JUN SKY WALKER(S)

コピーバンドはジュンスカ世代。後期のアルバムの配信が始まって、ほぼ活動期間内の楽曲は楽しめるようになったはずです。


宮尾すすむと日本の社長

「二枚でどうだ」がたまに聞きたくなるイカ天出身バンド。90年代を彩るバンドブーム時代の楽曲も聴けるようになってきました。


前川清

残念ながら「内山田洋とクール・ファイブ」の楽曲は配信されていないのですが、前川さんのソロデビュー以降の楽曲が配信されています。「フィクションのように」はありますが、B面の「CI・008便」が無いのが残念。1984年当時羽田空港の国際線はチャイナエアラインだけだったという時代背景の曲であります。


川本真琴

そりゃ「愛の才能」聞きたかったですよ。そしてちゃんとカップリングの「早退」が入っているのが素敵すぎる!この完全なサブスク対応は本当に嬉しいのです。1996年の、何か淀んだ感というか、そういう時代が見えるような、ブラックな心の隙間を感じられる一曲です。


梶芽衣子

「ジーンズぶるうす」ありますねぇ。私は残念ながら世代ではないので映画を拝見することはあまりないのですが、今楽曲を聴くと、本当に素敵なんですよ。これぞ配信による「発見」であります。アルバム「去れよ、去れよ、悲しみの調べ」はサントラというかコンセプトアルバムでしょうが、参加アーティストが凄いのも含めて震える1枚。レコード欲しくなりました。


大滝詠一

前年にも一部楽曲が配信されていましたが1970年代の「はっぴいえんど」、ナイアガラレーベル時代、アルバム「大瀧詠一」などが配信されました。当時のレコードは枚数がそれほど出ていないのもあって高額で、そういう意味でも朗報なのです。

浅香唯

当サイトで記事にしています。

祝「浅香唯」「風間三姉妹」解禁で広がるザ・ベストテンランクイン楽曲
https://www.thursdayonion.jp/article.php?article=1349



T-BOLAN

デビュー31周年記念ということで解禁になっています。LINEMUSICではワンフレーズカラオケで「離したくない」コンテストが行われたとのことです。


TUBE

既にシングル曲の一部を解禁していたTUBEですが、アルバム33作品500曲を追加配信しました。シングル曲も当時のジャケットで配信されています。


矢沢永吉

こちらも一部の曲のみだったのですが、全638曲をリマスター音源で配信するとしました。シングルとしての配信が無いのがちょっと残念ですが、当時の音源で楽しめる曲が増えたのは歓迎です。


あがた森魚

なんか、無さそうだなぁと思って検索するとやっぱり無かったのに、昨年検索すると出てきたので驚きました。ヴァージンVSもある!


畑中葉子

平尾昌晃・畑中葉子名義も含めて、シングル枚11曲、アルバム6枚完全配信!アルバム「白日夢」のナレーションはSpotifyには無さそうだけどAppleにはあるみたい。


氷川きよし

演歌部分の配信がされていなかった氷川きよしさん。2022年末の活動休止を前に全589曲を配信しました。シングルやカバーも含めた完全のように見えます。発売タイプの違いも網羅されています。これはすごい。


中島みゆき

熱望されていまして、またiTunes等での販売や一部配信に対応していたシングル47タイトル91曲が配信開始となりました。アルバムに関しては今のところは対応しないようですが、比較的アルバムの入手はしやすいという面からシングル盤の配信になったのかもしれません。75年のシングル「時代」はカップリングの「傷ついた翼」のみの配信などの制約もあるようです。(93年版はある)でも、聞けるようになったのが第一歩。素晴らしい!。

取り急ぎ大きなところを取り上げましたが、それ以外にも多々配信開始した方がおられます。当サイトで公開しているSpotifyのザ・ベストテンランキング楽曲のプレイリストも、少しずつではありますが充実して行っているところです。2023年はどのようなアーティストの配信が開始されるのか楽しみですね。

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