2022/07/05 歌謡曲が好き 70年代歌謡曲 楽曲紹介

阪神タイガース関連レコードをいくつか紹介



バーで飲むと、政治と野球と宗教の話はしないってよく聞くわけです。節度のある話ならともかく「○○を応援するのはけしからん」とか、結局エゴ的な表現で相手を一切リスペクトしないのがこの手の話ですから、必ず揉めごとになる。なので禁止したほうが幸せです。

友人としては楽しい相手も、いざこの3タイプの話をしたら最悪です。

阪神タイガーズファンの我が友人に贈る本日の記事でございます。


まず、1977年の7月5日に発売されたのは遠藤良春さんの歌う「GO!GO!掛布」です。

「GO!GO!掛布」遠藤良春
発売日:1977年7月5日
オリコン最高位:20位
ザ・ベストテン最高位:-位
売上枚数:11.0万枚
レーベル:テイチク
レコード番号:RS-77

A面:GO!GO!掛布
作詞:中山大三郎
作曲:中山大三郎
編曲:若草恵
歌唱:遠藤良春

B面:大きな星になれ(掛布讃歌)
作詞:中山大三郎
作曲:中山大三郎
編曲:若草恵
歌唱:遠藤良春

これがオリコン最高20位、15週もランクインするんですからわからない。新潟県三条市出身の掛布雅之さんが1974年から阪神タイガースの選手として入団、1976年には年間打率リーグ5位を記録し、期待の大きさが覗えましょう。

さて楽曲は配信に無いのでYoutubeなのですが。遠藤良春さんの他の曲というのはなかなか検索されないわけです。賞としては1977年の日本有線大賞の企画賞くらいしかなく、音声作品としても単独名義のレコードが冠二郎さんとの競作になった「旅の終りに」、そして1999年に後にも紹介したい「銀河に輝くタイガース」を世に出している。
遠藤良春さんは北海道出身ですが、詳しいプロフィールはわからず、主に関西で活躍されていた方。1977年2月に「雪しんしん」でデビューしているはず(レコード番号が近い方に八代亜紀さんの「おんな港町」がある)1980年には伊吹あきらの名前で「口紅」という曲を出しておられます。1984年にはお名前を戻し「未練列車」という曲を発売しています(当データベースに登録が無い)


「銀河に輝くタイガース」遠藤良春
発売日:1999年5月25日
オリコン最高位:-位
カウントダウンTV最高位:-位
売上枚数:-万枚
レーベル:アカデミー
レコード番号:AR-9905

1:銀河に輝くタイガース
作詞:藤原栄之
作曲:服部耕治
編曲:
歌唱:遠藤良春

2:演歌阪神タイガース
作詞:藤原栄之
作曲:服部耕治
編曲:
歌唱:遠藤良春

で、「銀河に輝くタイガース」なのですが、なにぶん現物を持っていないのです。一応流通版ではあるのですが、枚数はかなりすくなさそうで入手難易度の高い一枚であります。youtubeにもないですねぇ。


タイガースと言えば外せないのがこの曲。

「阪神タイガースかぞえ唄」道上洋三
発売日:1985年9月7日
オリコン最高位:22位
ザ・ベストテン最高位:-位
売上枚数:4.8万枚
レーベル:CBS・ソニー
レコード番号:07SH-1685

A面:阪神タイガースかぞえ唄
作詞:清藤耕一
作曲:竹村次郎
編曲:竹村次郎
歌唱:道上洋三

B面:六甲おろし
作詞:佐藤惣之助
作曲:古関裕而
編曲:竹村次郎
歌唱:道上洋三


道上洋三さんは大阪ABCのアナウンサー。この曲の前に「さそわれて大阪」というデュエットソングを出しているはずであります。
1986年にも「トラトラ阪神応援歌」という曲を出されています。

「トラトラ阪神応援歌」道上洋三
発売日:1986年4月2日
オリコン最高位:-位
ザ・ベストテン最高位:-位
売上枚数:-万枚
レーベル:CBS・ソニー
レコード番号:07SH-1752

A面:トラトラ阪神応援歌
作詞:高田直和
作曲:竹村次郎
編曲:竹村次郎
歌唱:道上洋三

B面:トラトラ阪神応援歌アドリブ編
作詞:高田直和
作曲:竹村次郎
編曲:竹村次郎
歌唱:道上洋三・植草貞夫


ある意味問題作だったのがこの曲。

「阪神タイガースの優勝を知らない子供たち」リリアン
発売日:1985年9月6日
オリコン最高位:83位
ザ・ベストテン最高位:-位
売上枚数:1.2万枚
レーベル:東芝EMI
レコード番号:TP-17766

A面:阪神タイガースの優勝を知らない子供たち
作詞:北山修・NOBU,SHU&SEKO
作曲:杉田二郎
編曲:上田薫
歌唱:リリアン

B面:夜明けの天使たち
作詞:吉田文子
作曲:吉田文子
編曲:上田薫
歌唱:リリアン


ジャケットには「友情出演:板東英二、やしきたかじん、桂雀々、桝竹真也、笑福亭鶴瓶」と掲載されております。2番の歌詞は、ほぼ揶揄でありますので、うーんって感じですが、当時の世相はそれでもOKだったのでしょう。

当時、阪神タイガースはついに20年優勝から遠ざかっており、20歳未満=未成年者はみな阪神の優勝を未経験であるということで、1985年ついに阪神タイガースは優勝することになります。その立役者がそう、掛布氏なのであります。

さて、その阪神タイガースは1985年から2002年まで優勝に恵まれず、またリリアン氏がこの曲を出すのではないかと噂された2003年ついに優勝。2005年にも優勝を果たします。しかしながらその後2022年の今年まで優勝はお預け。いや、またリリアン氏が~いえ、後継者の方がこの曲を歌うかもしれません。いまや成人年齢は18歳ですしね。



たまたまですが阪神タイガースの関連ソングを取り上げましたが、野球ソング楽しいんですよ。残念なのは多くが配信されていないことであります。

では、珍しく配信されているこの曲で本日はお別れです!

オマリーの六甲おろし(阪神タイガースの歌)
トーマス・オマリー
1994/9/10

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