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2019年を振り返って
2019/12/31
歌謡曲が好き
早いものでもう大晦日になってしまいました。2019年も暮れようとしています。
今年はサイトのリニューアルを行いまして、やっと、少しは外に出しても恥ずかしくないサイトになったかなと自負するところであります。サイトのリニューアルは構想だけは長く持っていましたが、やっと重い腰を上げて作業できたのはよかったなと思っています。
このように記事を書くのも以前は少々面倒な部分があって、やや腰が重くなっていたのですが、今は気楽に更新できる仕掛けになっていますので、ある程度タイムリーな記事を書けるのかなとも思っています。
2019年の芸能界、私が個人的に気になったのがNGT48のメンバー暴行事件と、それに対する運営側、被害者側の対立、第三者委員会による会見(結果的に報告書を運営が読み上げただけだが)のあまりにも地方を馬鹿にした姿勢。この事件は今でも裁判が行われているので軽々しくは言えませんが、人気商売として事務所の意見だけを取り上げてくれないという時代になったんだなとも言えます。ネットの意見が今や無視できない時代です。
これについてはジャニー喜多川氏死去に伴うテレビなどの取り上げ方なんかにも思うところでも書きました。どんな人にも光と影があるのは当たり前です。亡くなった人は確かに有識者で、素晴らしい方だった。しかし、その暗部を無視してもいけないのですね。
芸能人が品性高潔であれとは思いませんし、闇営業問題なんかも含めて、極端に言えば見てる側は関係のない話でも、今や大きく取り上げられるのも当たり前。そして私も含めネットに書く人は必ずしもその内容を全て知って書いているわけではありませんから明後日な批判もするわけです。その一つがピエール瀧氏そして沢尻エリカ氏も逮捕された芸能人薬物問題でもあります。
ただ、これからアイドルや芸人を目指すという世代の親の世代の立場としては、やはり、自分の子供たちを送り出すに正しい職場であって欲しいなとも思うわけです。
今や今年生まれた子供が90万人を割り込み、成人を迎えた20歳の若者も120万人ほど。これからどんどん若い才能は少なくなり、同じ率とするならば芸能人に新規でなる人も減っていくことになります。そんな中でいつまでも甘い言葉で若い才能を集められるのか?その時才能を持つ人は芸能事務所の門を叩くのか?
YouTuberを馬鹿にし続けている間に、若い才能は独学でネットを中心に活動していきます。もはや芸能事務所によって「作られた」形で出てくる芸能人は格好悪いのでは?という印象すら持ちます。
中学生、高校生の私の子達はもはや日常テレビを見ることはありません。テレビで流行ってると言われている曲は知らないし、今お笑いで有名になった人も知らない。でも自分たちが応援しているコンテンツはたくさんあるわけです。
この子たちが親になる世代になったら、もう家庭に「テレビ」いらないかもしれません。ただ、いつまでもネットの内容を信じて見ているかもまたわかりません。新しい世代が、また新しいコンテンツを作っていくのでしょうから。
ただ、ネットにしても今年「Yahoo!ブログ」など数多くのWEBサイトが停止になり、個人、企業を問わず多くの資料が失われる年になりました。手元に残すことができる書籍などと異なりWEBサイトはなかなか個人が記録を残すことは難しく、消えてしまえばそれまで。一部がWEBアーカイブサイトに残っていれば御の字という状態になっています。
そう思うと、過去の遺産をどう残していくのか?これが問われた年なのかもしれません。配信オンリーで楽曲を配信することは今や当たり前ですが、どうこの配信曲を次代に残していくのか。そういう意味でも今年は芸能界の変化の元年だったと言われるのかもしれませんし、今まで通り何も変わらないのかもしれません。
そして、オッサンは過去を振り返って正月は昔の歌番組を録画したものを見たりするのです。
最後に今年は当サイトのイベントも行うことができましたし、プライベートでも様々なイベントに関わらせていただいたり、貴重な時間を過ごすことができたなと思っています。普通に生きていてもチャンスは勝手に相手からは巡ってこない、自分が動くことで少しでも自分の好ましいことになっていくのだなと実感した一年でもあります。関わっていただいた皆様に感謝し、そして自分もまた、少しでも誰かの役に立てるような1年にしていきたいな。そう思っています。
本年の当サイトの閲覧ありがとうございました。新しい年もどうぞよろしくお願いいたします。