2019/08/06 歌謡曲が好き

ねぇ、暑いんです。


目次
  1. かえしておくれ今すぐに ザ・ピーナッツ

札幌はここ1週間本当に暑い日が続いています。
もちろん北海道も夏は暑い日がありますが、日中は30度オーバーであっても、夜間はそれなりに涼しい風が窓から入ってくるっていうのが「お約束」であったわけです。

今年は夜に外に出ても涼しくない・・・

今年は早朝に外に出ても涼しくない・・・

なのです。いくら北海道でも日中勤めている職場などではそれなりにエアコンの入ってる場所が多いですし、ショッピングセンターしかり涼める場所があるわけですが、夜中はどうにもなりません。扇風機が生暖かい風をかき回す中、水分だけは取りましょうと。

北海道の冬期対策の気密住宅は、とかく断熱材がしっかりしてるのもあって、屋内が灼熱地獄になりやすいという面がありますね。逆にエアコンを導入すれば外へ逃げにくいのでよく効くのかもしれませんが、断熱材と空気層が「蓄熱」してるような状態。暑いわけです。

さて、そんなときは、視覚的や聴覚的に涼しくなりたいかなとも思います。

歌謡曲マニア的には背景を確認しながら聞く、こんな曲もひととき暑さを忘れるかもしれません。
かえしておくれ今すぐに
ザ・ピーナッツ
2009/3/25

かえしておくれ今すぐに ザ・ピーナッツ


1963年3月31日に発生した吉展ちゃん誘拐殺人事件(身代金目的誘拐と殺人)で、犯人に向けて、ただ一人の犯人に向けてのメッセージソングです。
捜査が進まない中1965年3月に発売されたこの曲はザ・ピーナッツのほか、フランク永井、ボニージャックス、市川染五郎、芦野宏競作となって発売されたもの。犯人はこの1965年7月に逮捕されましたが、被害者は現金受渡の時には既に殺害されていて、その後白骨化した遺体として発見されることになります。

日本歌謡界でただ一人へのメッセージソングとして作られた曲は(公には)この曲だけと思います。科学的な捜査が難しかった時代、ある程度自首頼みだったことを考えるとその時代背景もわかる曲でもあります。


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