2023/05/24 歌謡曲が好き 風見慎吾 風見しんご 80年代歌謡曲 楽曲紹介

風見慎吾(風見しんご)さんの楽曲で初夏を乗り切ろう



風見慎吾さんが「欽ちゃんの週刊欽曜日」に出てきたとき、やたら元気の良いお兄ちゃんだなぁと思ったのを覚えております。元気に挨拶したことで合格されたというエピソードを披露されています。

子どもより親の方がはしゃぐ。それぐらいが理想ですね。
https://acc-aichi.org/anonet/anonet14/interview/
>萩本欽一さんに初めて会ったときも「有名人の前に来たらふつうは萎縮するもんなのに、なんだそのバカでかい声は。合格!」って。

この当時の萩本欽一さん(欽ちゃん)の番組はTBSの「週刊欽曜日」、フジの「欽ドン!」、テレビ朝日の「欽どこ」というラインナップに特番も多数。「視聴率100%男」という異名を取るほどの人気でありました。各番組の個性はご本人決めておられたのでしょう、毎日見ていても飽きない感があります。特に「週刊欽曜日」は「欽ちゃんバンド」としてメンバーが演奏する様が印象に残っています。

伊藤麻衣子さんがゲストの会になりますが、最後の方でメンバーの演奏を聴けます。本当に各メンバーがちゃんと練習されていたんだなというのがきちんと伝わってきますね。多分「失敗」までも台本だったと思うんですよ。清水由貴子さんが失敗したときのアチチ♪なんてそのものですもんね。

その欽ちゃんバンドでベース、ギターを弾かれていたのが風見慎吾さんで、1983年5月に「僕笑っちゃいます」でレコードデビューすることになります。

日本有線大賞最優秀新人賞を獲得するなど本人の最大のヒット曲となります。
「週刊欽曜日」は1985年に終了するのですが、風見慎吾さんはその後もタレントとして様々な番組でお見かけすることになります。

今回メインで紹介したいのがこの楽曲なのです。

BEAT ON PANIC 風見慎吾
発売日:1985-04-24(昭和60年)
レーベル:フォーライフ
アナログ:7K-182
オリコン最高位:13位
ベストテン最高位:11位
売上枚数(参考):10.5万枚

1 BEAT ON PANIC 風見慎吾
作詞:水色玉青
作曲:福島邦子
編曲:小泉まさみ

2 Hollywoodスペシャル 風見慎吾
作詞:水色玉青
作曲:福島邦子
編曲:小泉まさみ

BEAT ON PANIC
風見しんご
2011/5/25

Hollywood スペシャル
風見しんご
2011/5/25

残念ながらザ・ベストテンなどにランクインできなかった楽曲なのですが、これが今聞くと、いや、新しいぜ!となるわけです。「涙のtake a chance」でブレイクダンスを日本のテレビで初めて踊ったとも言われていますが、その次の曲がこの「BEAT ON PANIC」であまりテレビで披露された記憶が無いのではありますが、ヌンチャクを使った激しいダンスを披露しています。

いや、すごいよ風見しんごさん。そして、曲がめちゃくちゃ格好良い。作詞作曲は福島邦子さん(水色玉青は福島邦子さんの変名)「涙のtake a chance」でも作曲をされています。福島邦子さんの楽曲はSpotifyでは配信が無く、iTunesでも2008年のEPしか配信されていないのですが、こちらはこちらでいい!ので是非。

ビジネスと火曜日
福島邦子
2008/3/8


もちろん人に歴史ありで、大変な悲しみに晒された風見しんごさんではありますが、そのご本人の尽力も魅力もあってデビュー当時からレギュラー番組が欠けたことが今まで無いとのことで、たしかに何かにつけてお見かけする方ではあります。いまでも元気なお兄ちゃん!な感じで2017年には「涙のtake a chance」をブレイクダンスをしながら生歌披露するなど、やはりそこにプロというのを感じます。
1980年代のシングル楽曲は全てベスト盤として配信されていますので、是非今聞いて欲しい、そう思います。そして願わくばめちゃくちゃ格好良い1985年のアルバム「Whoopee〜ギャーピーの叛乱〜」を配信して欲しいなぁとも思うのです。(BEAT ON PANICのイントロが違うのだ)

初夏に少し爽やかな風が吹くような、思い出したようにいいなぁって聞き返す楽曲なのです。

僕 笑っちゃいます
風見しんご
2011/5/25

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